2009/03/31

Crystal Sweet Apple Tart - And That's What Happens When Rain Drops Turn You On


先週までの、ピーカン晴れとは一転して、雨模様続きの今週のドバイ。




そして、戻ってきた焼き菓子熱。

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じわりじわりグズグズと、やんだり降ったりの雨続きが続いております。
ドバイの我が家が建つエリア一帯は、幸運にも大きな被害に見舞われずに
済んでいるけど、隣の首長国である、例えばアル・アインなんかでは、
一見頑丈そうに見える家の屋根が吹き飛ばされたり、といった事件が
次から次へと起きているらしく、国の政府は‘今後このような事態になった場合の
対策について真剣に検討していく’のだそう。

苦手な雷続きなのには頭を悩まされていますが、雨のおかげで
涼しい風が戻ってきたりして、前述の通り、焼き菓子熱も戻ってきました。

林檎のタルト。

本当はパイにしようと思ったのだけど、時間の都合でタルトに変更。


薄くスライスした林檎を花びらのように敷いて、表面をキャラメライズさせる。


4月上旬。暦上では、一応、春ですから。


タルトケースの湿気止めには、お決まりのデーツジャム。
林檎のタルトなので今回は、林檎とデーツのジャム。
水分の少ないデーツは、ジャムにするとき焦げやすい。
ワインやポート等を加えたくないときは、林檎とレモン汁が力を発揮してくれます。
少し前に頂いた、日本の林檎たち。 
手間ひま掛けて育てられた日本の林檎は、甘い甘い。 キュッとしたお尻の形も、格好良し。 

2009/03/28

Things You Need to Survive the 'Agh!'-like Weather in Dubai: Lemon and Mint Cookies


今年もこの季節がやってきた、、、。暑くてベタツク、ドバイの夏季。





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パイやタルトなんかを作ると、バターの溶けが早くて、生地がすぐにだれるし、
パンを捏ねれば、室温での発酵が短時間でやたらと進む。

クリームやチョコレートがたっぷりのお菓子より、焼き菓子の方が好きだけど
こうも暑いと、少しでもさっぱりしたものが欲しくなる。



なるべく、さっぱりした焼き菓子。
レモン・ミント・クッキー。
味は、ちょっとだけレア・チーズケーキ風です。

紅茶やコーヒーよりも、すっきりしたサイダーと共に食すのが良さそう。


三ツ矢サイダーが恋しくなりますな。

2009/03/11

Walnut Milk Jam - Colour: Creamy Off White...Flavour: Heavenly...



この間いただいた胡桃を有効利用しようと、重い腰をようやく上げて、ミルクジャム作り。




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胡桃入りミルクジャム

材料:牛乳 200ml
   砂糖 90g
   胡桃 4個


作り方:
①胡桃は殻を割り、中身を出す。
フライパンで、香ばしい香りがしてくるくらいまで、軽く炒る。
②炒った胡桃を、すり鉢で摩っておく。
③お鍋に牛乳と砂糖を入れ、焦げつかないよう時々かき混ぜながら、
とろみがつくまで煮詰める。
④火を止める一歩手前で、②の胡桃を加え混ぜる。


日本で売られているミルキー飴に、胡桃が加わった感じでしょうか。胡桃のつぶつぶを少し残すところが、ポイント。
あ、でもペースト状にして混ぜ込んでも、それはそれでさらにコクが出て良さそうですね。



トーストしたパンに塗っても良し。そのまま舐めても良し。

パウンドケーキを作るとき少しだけ加えると、懐かしい優しい味わいになりそう。今週末あたり作ってみようかな。

そういえば、ミルクジャムって日本で買ったら結構な値段がするのだと聞きました。
そりゃあ、お店で売られているもの等と違って、完璧ミルクジャムではないかもしれないけど、お鍋から漂ってくる香りにわくわくする気持ちを、閉じ込めるようにして作るジャムは、他では手に入りません。

殻を割ったら、びっくりハート型。嬉しい。

2009/03/02

Hina-Matsuri - One of Those Days That I Thank the God for Making Me Japanese

我が家には、ガールズが2人と3匹。 

女の子だけがウレシ気分になれるこのこの日のために、小さなお雛様を並べ飾りました。


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夜ごはんには、おいしい物を囲んで、ほっこり和む。

散らし寿司と、


いちごと白ワインのゼリーは、


ちょっと雛祭りらしい演出で。



いちごと白ワインのゼリー

材料:水 160ml
   白ワイン 160ml
   砂糖 65g
   いちご 適量を適当な大きさにカット
   レモン汁 小さじ2
   ゼラチン 80g
   水(ゼラチン用) 40g

作り方:
①ゼラチンを水でふやかしておく。
②好みの大きさにカットしたいちごを、30分-1時間ほど白ワインに漬けておく。
③小鍋に水を煮立て、砂糖を溶かし混ぜる。
④③の火を止め、①を加え溶かす。
⑤④の祖熱をとり、レモン汁といちごの漬け汁にした白ワインを加える。
(取り除いたいちごは、グラスなど好みの入れ物に移しておく。)
⑥いちごの入った入れ物に、⑤を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。

ちょっとゆるめで、どちらかというとふわふわした口当たりのゼリー。

うっすらピンク色に染まったゼリー液もきれい。うまうまです。


                 Happy Hina-Matsuri

2009/03/01

Apple & Honey Biscuits - How to Make Those Paws Skip

はちみつとリンゴのビスケット。この組み合わせがおいしいのは、カレーだけではありませぬ。





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嵐のように忙しい毎日がやっとこさ過ぎていったのですが、ブログの更新ができていないのは良いとして(あぁ、もうすでにナマケモノモードに、、、)、大切な愛犬達の相手をまったくしていなかったのには、心が痛みました。

散歩は、いつもの‘長旅ルート’から‘近道だらけルート’になり。スキンシップの時間はほぼ省略。‘ハートがっちりキャッチ!’のアイコンタクトも無し。

つまらない毎日続きになってしまった彼らのために、昨日はビスケット作りました。しかも疲れた人間のお腹にも優しいビスケット。


“はちみつリンゴのビスケット”
材料:薄力粉 100g
   アーモンドパウダー 20g
   バター 20g
   牛乳 30g
   すりおろしリンゴ 10g
   はちみつ 大さじ1
   飾り用のリンゴ(1ミリ程度にスライス) 適量

*薄力粉とアーモンドパウダーは合わせて振るっておく。
*バターは室温に戻しておく。

レシピ:

 ①すりおろしたリンゴは牛乳と合わせ、はちみつを混ぜ溶かしておく。
 ②振るった粉類に、バターを加え、さらさらになるまで手で混ぜ合わせる。
 ③②に①を少しずつ加え、滑らかになるまで手でよく混ぜ、一まとめにする。
 ④ラップでぴっちりと包み、ジップロックに入れて冷蔵庫で30分休ませる。
⑤休ませた生地を3ミリ程度に伸ばし、型で抜く。
 ⑥180℃に熱したオーブンで15分焼く。途中で取り出し、一つ一つにはちみつ少々を塗り、
  あらかじめスライスしておいたリンゴをのせる(指で軽く押しながら乗せていく)。
  180℃のオーブンで、さらに15分焼く。



生地を作っているときも、実際にオーブンで焼き込んでいるときも、牛乳とはちみつとリンゴの優しい香りで人間も犬も久々にリラックス。こういう時間を、大事なパートナー達と共有できることを、幸せに思ったのでした。勢いあまって、ビスケットを差し出した手ごと齧られたことも、すぐに水に流せるってものです。