2011/08/24

Ramadan and Harees





今年もまた、ラマダン(Ramadan)のこの時期、嬉しいおすそ分けを頂きました。
ラマダン中、断食が明けて食べ始める食事がイフタール(Iftar)ですが、
そんな有難い食事のメニューの一つとして、各家庭で客人に振舞われたり、
レストランで提供されるのがハリース(Harees)です。

UAE独自の料理、というわけではなく、ペルシャ湾岸諸国やレバント
(東部地中海湾岸地方)で、宗教的な行事や結婚式など、
特別な日に作られる料理の一つです。
(聞くところによると、アルメニアの郷土料理としても知られているそう)。

材料と作り方はいたってシンプル。ただ、もったりとした食感と、塩以外に
これといった調味料を使用せずに独特な風味を出すためには、時間と、
それなりの手間が掛かります。

基本の材料は小麦と肉(ラムやチキン)、バターと水と塩。

小麦を一晩水に漬けておき、翌朝、鍋に移して肉とバターとともに煮込みます。
長時間くつくつと煮込んだ後、鍋の中の材料が原型をとどめないほどになったら、
水を切り、粘りが出るまで叩いて塩で調味。

お皿に盛り付けてサーブする際に溶かしバターと、好みでシナモンなどを
ふりかけることもあります。

一日活動していなかった胃を労わって、イフタールの始めには大抵、
水、ラバン(飲むヨーグルト)にデーツをお腹にいれます。

そのあと続く食事の中で、消化に良く、エネルギーも温存できる料理の一つとして
振舞われるのがハリースです。

ラマダンの時期や、特別なお祝いの席でないと滅多に口にすることができない料理なので、
毎年この時期になると、ついつい食べ過ぎてしまうんですよねぇ。むむむ。 

Please click on the button below to show how much you heart my dishes :) thanks xo


2011/08/13

Melbourne - August 2011



1週間の夏期休暇がとれたので、家族を訪ねてメルボルンへ。

灼熱のドバイから、真冬のメルボルン。
気温差は30度以上でした。
私の体も、それなりにセンシティブに反応し、
ドバイに戻った今も、あちらで負ってきたダメージと格闘中です。

イスタンブールの時ほど、カシャカシャとシャッターを
切ったわけではなく、そして、ほとんど毎日、食べ物にばかり
カメラを向けていました。

そんなわけで、食べ物写真てんこもりのメルボルン旅記録。



Flinders Stationにて。駅の中のお花屋さん。

自分用だったり、もしくは、大切な人への手みやげとか。
電車に駆け込む直前に購入する姿、日常的な穏やかさが良いです。



滞在拠点近くの小さなカフェにて。

おしゃれでもない、普通のカフェ。
新聞を読むママを目の前にBabycino*を楽しむ男の子。

襟を立てたラガーシャツと、何故か正座している姿に♥!

(* Babycino - エスプレッソカップにカプチーノなどの
フォームドミルクをコンモリと入れ、ココアパウダーを
ふりかけたもの。ホットチョコを注いだ上にフォームを
のせることもあります。:^)



滞在拠点となった部屋の窓の外に映る、冬仕様の木と青い空。




お気に入りのチョコレートサロンで。

濃く出たスパイスの風味の、トロトロ濃厚なホットチョコ。
飲むチョコレート、みたいです。




とあるショッピングセンターで上を見上げる。



その数分後、出合ったお人。



アジアの人が働くカップケーキ店。
さすが、器用

こちらは大きめバージョン。



ミニバージョンも、このとおり。



ベトナム料理の一つ、フォー。
久しぶり!嬉しい



帰りの電車の中で、ずっと、じっと外を見ていた女の子。


この後も、食べ物中心のメルボルン旅行記、続きます。


Please click on the button below to show how much you heart my dishes :) thanks xo